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⑤ローカルさんとサーフキャンプ!!

ニュージーランド車中泊で縦断の旅
JPataGによるPixabayからの画像

サーフキャンプに来ないか?

ドラマのような再開からの、さらなるドラマ展開!!

ローカルさん達と一緒にサーフィンできるだけでもテンションがあがるのに、さらにはシークレットに招待してもらえるなんて…。

ニューージーランドに着いてから3週間、今までもすごい展開だったけど、今回のは特大級の神展です!

神展開すぎて写真なんて気が回らなかったので、この記事の写真はすべて引用です(笑)

「とりあえず数時間ドライブするほど遠いけど、大丈夫?」と。

色々と不安要素もあるけど、ここでチャンスを逃したらいけない、という直感で「いきます!」と返答。

じゃあさっそく出発だ!ということで、おじさんの後について走り出しました。

雨上がりの空には虹が出ていて、さらに感動が増したのを覚えています。

jaykayyelによるPixabayからの画像       ちょうどこんな感じで虹が出ていました

 地元の人はみんな、運転するときすごく飛ばします。

おじさんも例外ではなく…ついていくのが大変でした。

途中でガソリンを入れたり、おじさんの壊れたケータイを買い直したりしながら、中継地点で誰かの家に寄りました。

なんと、おじさんの友達は趣味でサーフボードを作っていて、明日のサーフキャンプに向けて作ってもらっていたようです。

友達のその人は、防塵マスクを付けて最後の仕上げ中。

Stefano FerrarioによるPixabayからの画像  シェイパーがつけている防塵マスクはこんな感じ

おじさんと一緒に来た私の事を見て少し驚いていましたが、事の経緯を話すと納得。

海外ではよくある光景だけど、友達が急に知らない友達を連れてきて一緒に楽しんじゃうやつ(笑)

この方も、歓迎してくれました。

シェイパーさんにまで会えて、もう色々とお腹がいっぱいですが、まだまだ道は続く。

ボードを受け取って、ドライブ再開。

今日はこの先にある友達の家の駐車場で車中泊させてもらえるという事で、敷地をお借りします。

家の駐車場といっても、敷地が広くて広場のようになっていました。

やはり、私の参加は突然の事で驚いてはいましたが、おじさんが連絡してくれていたのもあり、気兼ねせずに過ごして、と言ってくれました。

途中のスーパーで買ったワインと軽い食事でみんなで夕ご飯を食べて、明日の出発に備えました。

メンバーを集めてゆっくり出発

朝になりました。

毎日車中泊で旅をしていると、一瞬自分が今どこにいるのか分かりません。

ボーっとした頭で、昨日の盛りだくさんな出来事を思い出してハッと我に帰ります。

窓の外を見ると、たしかに「お友達さん」の家の広場に車を停めています。

おじさんの車も隣にあります。

「夢じゃないんだ」とじんわり実感して車からでると、おじさんが奥から来て、何かをこちらへ投げました。

小さいオレンジでした。

お友達は敷地内に自分の畑も持っていて、野菜や果物を育てていて、どうやらそのオレンジのようです。

朝からとれたてオレンジ!!

美味しく頂きました。

bruce hallによるPixabayからの画像 畑では野菜からフルーツまで色々育てていた

近くの店でソーセージを購入して朝ごはんにします。

今日はどうやら、他にも仲間が来てからみんなで向かうようでゆっくりの出発。

パソコンで波情報を見ながら、サーフィンや旅の話、畑の話などをしながら仲間の到着を待ちます。

昼頃、新たな仲間が来ました。

おじさん、泊めてくれたお友達、お仲間とみんなでサーフボードを積んで、車に乗り込んでいよいよサーフィンへ向かいます。

途中で小さいショップにより、飲み物などを買い出し。

脇の路上でアボカドを1個60セントで売っていたので購入。

しかも少し痛みかけのはタダだということで4、5個頂きました。

というか、「これも持っていきな!」と袋に詰めこまれました(笑)

シークレットへ向けて再出発。

途中牛の大移動に道を阻まれるも到着。

Aadesh KumarによるPixabayからの画像  まさにこんな感じでした。先導者はいなかったけれども…。

なんだかここ数日、すごく「ニュージーランド感」が詰まってるなぁ。

自然がたくさんあって、フレンドリーで、のんびりしていて。

ニュージーランド、いい所です。

シークレットでサーフィン

たどりつたポイントは、誰かの敷地内のようでした。

管理している人がいて、その人の許可がないと入れないシステムです。

ブレイクしているポイントがいくつかあって、サイズは多分、頭くらい。

早速みんなで沖へ向かってパドルアウト。

みんな思い思いに乗っていき、楽しそう!

自分の方にも一本乗れそうなのが来て、挑戦!

rcphotofilmsによるPixabayからの画像  はた目からは簡単そうに見えるものです。

見た目は乗りやすそうなのにテイクオフしようとすると急にホレて怖い。

何本かトライするも、セットで崩れた波に巻かれて引っこ抜かれる(笑)

やはり波のパワーが強い。

ちょっと怖い。

予報ではこの後少し波が上がるはずだったので、メンタル面も考えて無理せず死ぬ前に上がろうと考えました。

普段からこのパワーに慣れていないと難しいし、サーフィンはメンタルが大きく作用するスポーツ

少しでも恐怖心がある時は無理しない方が良いのです。

ハワイでも散々練習したのに、まだダックダイブがちゃんとできてないんだと思う。

Jonathan ReichelによるPixabayからの画像        今日はずっとこんな感じ

上がって岸からみんなのサーフィンを眺めてたいら、おじさんの友達という人が声をかけてきてくれて、岩の上より砂の上の方があったかいよ、と砂の上で一緒に鑑賞。

この人は、この敷地の管理をしている人でした。

話しながらみんなを眺めていると、風が入って少し海が荒れ気味です。

みんなもチラホラ引き上げてきます。

一休みしながら、ダックダイブが出来ていないようだと話すと、具体的なやり方を教えてくれました。

しばらくすると、風が収まって面が良くなってきたので、みんなは入りに行きました。

見ていたら自分でも入れそうな感じだったので、さっき教わったダックダイブもここで成功させたい!と少し入ってみました。

おじさんが、パドルアウトするこちらに気づいて乗りやすい所まで誘導してくれます。

そしてウネリが入ってくる…!

よし、今度こそ!!

と、テイクオフ直前でバランスを崩し、巻かれました…。

完全にビビりのせいです。

ここでサーフィンするにはまだレベルが足りない…。

数回トライしたのち、上がりました。

巻かれて終わったサーフィンだったけど、いい経験になりました。

夕暮れになり、元来た道をみんなで帰っていきます。

敷地に入れてくれた方、仲間に入れてくれた皆様、本当にありがとうございました。

帰りは、席が隣になったお仲間さんと色々話し、マオリ語もいくつか教えてもらいました。

その晩も、昨日と同じくお友達の家で夕飯を作って食べ、駐車場をお借りしました。

翌朝せめてものお返しで、家を軽く掃除して、朝ごはんを作りました。

旅の継続

昨日のサーフキャンプから、今日は少し遠めの、もっとサイズが小さめのポイントを探して行くことにしました。

このままここに留まっていれば、とも言われたけど、お友達さんの敷地でずっと過ごすわけにもいかないし、旅も継続したいのもある。

年末には友達が来て、一緒にサーファーの聖地ともいわれるRaglanへ行く事にもなっていたのです。

スケジュールを考えると、今のうちに島の北端部分を回っておかないと全体的に回りきる事ができなくなってしまう…。

悩んだ結果、サーファーとして神ががった出会いに恵まれた事には感謝して、旅人としての道を進むことにきめました。

Joshua WoronieckiによるPixabayからの画像            迷った末に旅を選んだ

北端を回った後に折り返しで近くを通るはずなので、またその時に会おうという事に。

自宅へ帰っていくおじさんにこの数日の感謝を伝えて見送ると、こちらも近場の町へ向かう事にした。

お友達さんも同じ町に買い出しに行くという事だったので、ご一緒させてもらうことに。

出発直前に、お友達さんから石を頂いた。

なんでも、近くの海岸で拾った石で、お守りになるそうな。

本当に、ニュージーランドにはいい人しか住んでいないのだろうか…。

感激で泣きそうになります。大切にします!!

町につくとお友達さんは、野菜や果物が売られているマーケットがあると教えてくれて、そのまま町を少し案内してくれた。

この数日間のお礼に、せめてコーヒーだけでもご馳走させて欲しいと申し出たが「そんな大したことはしていないから」と断られてしまった。

急に泊めてもらったりお守りを頂いたり、コーヒーなんかで返せないほどお世話になりっぱなしですが…。

とてもシャイだったけど、本当にいい人でした。

たったの2日間の出来事だったけど、またまた濃い思い出ができました。

旅をしていると思うけれど、人との繋がりや思い出の濃さは必ずしも時間に比例しないなぁ、と。

旅は本当に楽しい!!

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