リゾートバイトや住み込み先が決まって、もう少しで出発の日。
この記事では、現地に着くまでに確認しておく事や、到着してからの流れをまとめました。
まずは出発前に確認しておいて良かった事から紹介します。
受け入れ時間、場所、誰をたずねるのか、交通手段を確認
出発前にやっておいて良かった事。
それは、現地までのルートとスケジュールを念入りに見直す事です。
現地までの行き方は、以下の4つを基本に計画を立てます。
- 約束時間
- 当日訪ねる入り口や場所
- 誰を訪ねれば良いか
- どうやって行くか
お仕事が決まった時点で明確になっていない場合は、必ず担当さんに聞くなどして出発前に全てクリアにしておきます。
少し真面目な話になりますが、どんな時でも5W1Hを抑えておけばなんとかなります。
5W1Hとは
<when> いつ、時間や時期
<where> どこで、場所
<who> 誰と、誰に
<what> 何を
<why> なぜ、理由
<how> どうやって、手段
というものです。
ちなみに、どんなお仕事でもこれを意識しておけば基本的な事はなんとかなります。
今回の場合は
whenは 約束時間
whereは 当日どの入り口から訪ねていけばいいのか (正面から行くのか、従業員用の裏口が良いのかなど)
whoは 誰を訪ねたらいいか
whatは 自分自身
whyは 赴任するため
howは 具体的な移動手段
となるので、whatとwhy以外のポイントを抑えておきます。
出発から現地に到着するまで
公共交通機関での移動を想定した内容となります。
現地までの経路は念入りに確認する
現地での受け入れの時間を確認して、それに合わせて経路を確認します。
特に次の事は要確認です。
- 基本ルートが使えなくなった場合の他の経路と交通費
- 交通機関を降りた後の徒歩ルート
派遣会社から行き方案内が送られてくる事もありますが、天気が悪くて交通機関が止まるような場合、他の経路があるのかも一応調べておくと安心です。
仮に他の経路になった場合、赴任交通費が出るかは派遣担当者に確認しておくと良いと思います。
交通機関を降りた後の道のりの様子はGoogle mapのストリートビューを使うと実際に歩いている目線で確認ができる場合があるので一度は確認しておく事をおススメします。
以前、経路案内に沿って歩いて急な階段に出くわし、重いスーツケースを持ったまま上がる事ができずに迂回した事があります。
Google mapは「最短」ルートを検索してくれますが、大荷物や悪天候は想定していない場合も。
山中の職場が多いリゾートバイトでは特に要確認です
また、まれな例ですが、電車利用の場合は駅や線路の工事などでダイヤが変わったり通行できない部分ができる場合もあります。
利用者の多いJR東日本の工事情報のリンクを貼っておくので、良ければ参考になさって下さい。
JR東日本「工事に伴う運転変更のお知らせ」
時間の余裕は十分にあるか確認する
派遣会社から送られてくる行き方案内は、乗り換え時間などが最短ルートである場合が多いので、その経路で実際に間に合いそうか確認しておきます。
予想よりも時間がかかりやすいのは次のような事です
- 移動時間がラッシュなどにかぶる
なるべく時間をずらして設定したり、空いている車両を選んで乗る - 最短ルートだと階段しかないので迂回する
- 乗り換え時間や食事、トイレ休憩を入れるの忘れる
トイレは待ち列がある場合も
実際に移動してみると意外と時間がかかる場合が多いものです。
当日の天気が悪いと時間も多くかかりやすいので、基本ルートに15分くらい余裕を持って設定すると良いと思います。
個人的には時間に余裕を持ちたいタイプなので、推奨されてる経路よりも30分くらい早く最寄り駅に着いて、トイレを済ませて身だしなみを整えてから向かうようにしていました。
トイレも待ったりしますので、時間に余裕があるに越したことはないです!
緊急時の連絡先を確認する
交通機関が遅延した場合など、緊急時の連絡先を確認しておきます。
以下の3つはスマホに登録しておくといざという時スムーズに連絡ができます。
- 派遣元の担当者の電話番号
- 担当者が出ない場合にかける派遣会社の電話番号
- 派遣先の電話番号
電池切れなどでスマホが使えない場合もあるので、念のため派遣先の資料にも書き込んで持っておくと安心です。
派遣先によっては電話番号が複数ある場合もあります。
出発前に担当者にどの番号に連絡したら良いか確認しておくと良いと思います。
赴任時の服装を用意する
おそらく「スーツで行ってください!」という現場はあまりないと思います。
そうなると、荷物を減らすために、持っていく予定の中にある服を着ていきますが、この時「いかにも観光用です!」という服装は避けた方がいいと思います。
職場への挨拶だし、第一印象って結構その後に響きます。
派手ではない色でまとめて、えりがついているようなシャツがあれば更に無難でしょう。
足元も大きな荷物を運ぶので、ヒールなどでは無くスニーカーなどが良いでしょう。
たまに遊び心全開の服装で赴任してくるスタッフさんもいるらしく、一部の職場では噂になっていました…。
第一印象でその後の仕事のしやすさにもつながってくる場合もあるので、落ち着いた見た目が無難です。
メモとペンはいつでも出せるところに用意する
赴任中に何かあって指示をもらう場合や、現地についてメモを取りたい場面は多くあるので、メモとペンはすぐに取り出せるようにしておくと便利です。
★手土産はいるのか?
私自身も周りのリゾートバイターさんも、特に手みやげは持ってこない方が大半です。
代わりに、退職の時は菓子折りなどを置いていきます。
現地に到着してからの流れ
無事に現地に着けたら、いざ職場へ!
おおまかには以下のような流れになると思います。
働く職場全体・担当部署の案内
まず最初に、人事担当のような方が受け入れてくださる所がほとんどです。
派遣会社名と自分の名前を名乗って挨拶します。
職場にもよりますが、そのまま人事の方が職場全体を案内してくれる事が多いです。
従業員出入口、タイムカードのおし方、事務所の場所など色々と中を案内しながら自分の働く部署まで連れていってくれます。
大きい職場だと、たまに自分の担当する部署までの出勤経路が迷路の場合があります。
規模の大きいホテル等でお仕事をする場合は目印になるものを良く覚えておくとよいです。
担当部署の見学
担当部署で実際に働いている所をざっと見学し、一緒に働く事になる上司や先輩方とも挨拶します。
休憩する場所も、この時に教えてくれる事もあれば、勤務初日に先輩が教えてくれる事もあります。
書類作成
一通り案内が終わった後、職場によっては書類作成がありました。
職場のルールについて書いたものや、最近では職場で得た機密情報をSNSでアップしないなどの誓約書などもありました。
書類作成のときに印鑑が必要な場合もあるので、簡単な「はんこう」を持っていくと安心です。
制服をもらう
制服があるところは、翌日の勤務で着る制服を借ります。
サイズ調整したり、自分で洗濯が禁止な職場はクリーニングに出す場所や時間を教えてもらいます。
寮の案内
ひととおりの職場の案内が終わったら、寮の案内をしてくれます。
寮の場所や非常口、部屋の場所と使い方、洗濯の仕方など、生活に必要な事を教えてもらいます。
当日の食事やお風呂について
職場によりますが、食事は社員食堂だったりお風呂がホテルの温泉だったりと、寮から職場まで移動して利用の事が多いです。
利用時間や場所を間違えないように、しっかり聞いておきます。
荷物のピックアップ
すべての案内が終わったら、あらかじめ送っておいた荷物がある場合は荷物をピックアップして自室へ運びましょう。
フロントや事務所で預かって頂いている事が多いです。
自室に着いたらやること
出発からここまで、結構忙しい1日だったと思います。
お疲れ様です!
まずは一息ついてから、明日の準備や部屋のセットをしていきます。
仕事に使う物に不備がないか確認
翌日の仕事で使う制服やメモなどの持ち物を確認しておきます。
先に仕事の準備をしておくと当日忘れ物も無く気が楽だし、万が一足りない物がある場合は買いに行ったりする時間もできます。
部屋のセッティング
とりあえず、今日安心して寝る事ができればOKです!
テレビやポット、エアコンなど部屋の備品、布団の確認などをします。
個人的には用意されているもので不便を感じた事はほとんど無いですが、壊れている場合もあるようです。
また、過去に布団のダニでかゆくなったというスタッフさんもいたので、あまり汚い場合は相談してみると良いと思います。
掃除機やコロコロでざっとホコリが取れると更に過ごしやすいと思います。
食事やお風呂はルール通りに
食事とお風呂の利用時間と場所を守れば、あとは自由時間です。
1週間分くらいは買い出しに行かなくても困らない準備で来ているはずなので、荷ほどきしたり、ゆっくり過ごして翌日からのお仕事に備えます。
お風呂に行く時、ホテルの大浴場の場合は体を拭くバスタオルと、体を隠すフェイスタオルの2枚は必ず持っていきましょう。
脱衣所に鍵のかかるロッカーが無い場合は、防犯のため部屋の鍵も防水の袋などに入れて肌身離さず持っておくと安全です。
時間に余裕がある場合は近隣散策や買い出しも
時間に余裕を持って着いた場合は、近隣を散策したり今後使う物の買い出しにいく事も可能です。
おやつを買うためのコンビニの場所をチェックしたり、見どころが近場にあれば行ってみるのも良いかと思います。
まとめ
リゾートバイト・住み込み仕事の出発から赴任日当日の流れについて紹介してみました。
職場によって流れの順番や案内の内容が違う事もあると思いますが、だいたいこんな流れで過ごす事になると思います。
リゾートバイトの場合は職場のまわりが観光地である事が多いので、普通じゃできない経験もたくさんできると思います!
【出発前に抑えておくポイント4つ】
- 約束時間
- 当日訪ねる入り口や場所
- 誰を訪ねれば良いか
- どうやって行くか
5W1H (when、where、who、what、why、how) をおさえておく
【出発から到着まで】
- 経路の確認
- 現地の受け入れ時間、入り口の場所、誰を訪ねたらよいか
- 事故や悪天候などの場合、他の経路があるか
- 別ルートで行った場合の赴任交通費が出るか
- 徒歩の部分は「ストリートビュー」を使うと実際の目線で確認できる
荷物や天候を考えて現実的に可能なルートか、一度は確認しておくと〇 - 工事で運休などもあるので、利用の交通機関のホームページなどを確認しておくとより安心
- 時間の余裕は十分か
予想よりも時間がかかりやすい事- 移動がラッシュの時間帯
- 最短ルートは階段しか無く迂回する時間が必要
- 食事やトイレ休憩の時間を入れ忘れたスケジュールで組む
トイレは待つ場合も考える - 悪天候×大荷物を想定で考えて基本ルートに最低15分くらいは余裕を持たせる事がおススメ
- 緊急連絡先
以下3つの電話番号はスマホに登録+壊れた時のためにメモしておくと安心- 派遣元の担当者
- 派遣会社
- 派遣先
- 服装
- 落ち着いた色の上下に歩きやすいスニーカーなど、えり付きシャツだと更にちゃんとした印象
- 第一印象はその後の仕事のしやすさに影響する場合もあるので無難なものを
- メモとペンはいつでも取り出せるように
★手みやげは持ってこない方が大半
【到着後の流れ】
- 職場全体の案内
- 建物全体を案内しながら自分の担当部署まで同行
- 建物全体を案内しながら自分の担当部署まで同行
- 書類作成
- はんこうがあると安心
- はんこうがあると安心
- 制服案内
- サイズ調整や洗濯についてなど
- サイズ調整や洗濯についてなど
- 担当部署の見学
- 上司先輩へ挨拶
- 顔合わせや休憩場所案内は翌日以降になる場合も
- 寮の案内
- 場所や使い方の案内、鍵の受け渡しなど生活についての説明
- 場所や使い方の案内、鍵の受け渡しなど生活についての説明
- 当日の食事やお風呂について
- ホテル利用になる場合が多いので、時間と場所などのルールを聞いておく
- ホテル利用になる場合が多いので、時間と場所などのルールを聞いておく
- 荷物ピックアップ
- フロントや事務所で預かって頂いている場合が多い
【自室に着いたら】
- 翌日の仕事の用意
- さきに済ませておくと後が楽!
- さきに済ませておくと後が楽!
- 部屋のセッティング
- とりあえず寝られればOK!壊れている備品がないか、汚れすぎていないか確認
- とりあえず寝られればOK!壊れている備品がないか、汚れすぎていないか確認
- 食事やお風呂はルール通りに
- 場所と時間を守って利用。大浴場利用の時にはタオルは2枚持参!
- 脱衣所にロッカーが無い場合は、部屋の鍵も持って入りましょう
- 余裕があれば近隣散策や買い出し
- 最寄りのコンビニの場所なども要チェック
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