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リゾートバイト実体験【大浴場スタッフ】

業務内容・地域別買い出し&散策マップ
Dnipro HotelによるPixabayからの画像

リゾートといえば温泉地。

ちょっとレアですが、リゾートバイトには「大浴場のスタッフ」というお仕事もあるんです。

この記事では私が経験した浴場スタッフの仕事を紹介したいと思います。

是非お仕事選びの参考にしてみてください!

こちらの記事からは他のお仕事もチェックできます!

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大浴場のスタッフって何をするの?勤務時間は?

大きいホテルや温泉地だと、客室のシャワー以外に大浴場があります。

特に温泉地では、予約なしでフラっと立ち寄れる日帰り入浴に対応している所もありますね。

大浴場スタッフのお仕事は、営業中の大浴場の清掃と整理整頓が主な仕事です。

フロントやレストランなどの全面的な接客ポジションというよりは、「半裏方」に近いイメージがある方も多いかもしれませんが、格式のある温泉地では、個室や貸し切り風呂を「売り」にしている所もあり、その際はお風呂のスタッフが接客します。

基本的には新しいタオル補充と使用済みタオルの回収、備え付けのシャンプーや化粧水、カミソリなどのアメニティの補充、洗い場と脱衣所の整理整頓、飲料水の補充、忘れ物の管理などです。

そして、温泉の質を保つために欠かせないお仕事が、温泉の温度と消毒用に入れている塩素の濃度を測る事で、数時間おきに定期的に行います。

また、場所によっては大浴場に受付があって、受付対応をする場合もあります。

勤務時間は1日あたり8時間程度で、管理人は通し勤務の所でした。

5時半から14時半のシフトと、15時から22時半のシフトの2か所を経験しました。

お風呂が混雑するのは早朝6時代と、夜は夕食の前後です。

お客様の層にもよりますが、1日を通すと22時頃が一番混雑する時間だと思います。

寮は職場近くである事が多く、夜のシフトで働いていたホテルの時は寮にお風呂が無いタイプだったので、仕事が終わったらそのままホテルの温泉に入って1日を終えていました。

通し勤務なので仕事の前後で結構時間の余裕があり、その時間を使って近場を観光したりする事も可能でした。

リゾートバイトで来るスタッフは、温泉地という事もあってか30代と年齢は若干高めだった印象があります。

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早朝シフトだと夕方前には終わるので、勤務後に近場の山を散策したりしていました。
この日は雪が積もる寒い日で、滝の水から湯気が出ている貴重な所を発見!

お仕事ケース①

施設 修学旅行の小学生団体も受け入るカジュアルなホテル

制服 支給。靴は脱ぎ履きしやすいサンダルを自分で用意

シフト 15時から22時半

内容 

タオルの利用が無制限だったので、お客様が使うタオルを補充しながら使用済みのタオルを回収。

定期的に飲料水の補充や、脱衣場と洗面エリアの整理整頓、アメニティ補充、ブラシの洗浄と消毒を行う。

決まった時間に温泉の塩素濃度と温度、サウナの温度を測る。

浴室内も定期的に見回りし、シャワーブースの整頓をしながら落とし物チェックやサウナのマット交換なども行う。

上記の合間に、少し離れた所にあるラウンジスペースの無料のお茶コーナーのお茶を補充する

良かった事

頭よりとにかく体を動かす仕事なので、あまり難しい事は無かったです。

仕事終わりに入る露天温泉が最高に気持ちよかった!

ここでも語学が生かせて、お風呂の入り方が分からない外国のお客様にマナーの説明をして喜んでもらえた事は嬉しかったです。

たいへんだった事た事

とにかくタオルの消費が早く、混む時間帯はお茶コーナーなどに手をかけていると補充が追い付かない程忙しくなります。

どんなに準備しても、混む時間は一気に全ての備品が消耗していくので、とにかく自分が早く動かないと間に合いません。

団体様の利用時間は嵐のようで、修学旅行は浴室内で転んだり飛び込まないように注意したり、アジア系の団体様は物の移動や水の出しっぱなし、備品の消費が激しいのでタオルの補充の合間にまめに巡回していました。

タオルを巻いたまま温泉につかったり、体を拭かずにビショビショで脱衣場に上がってしまうのはマナー違反なのですが、知らない方も多いため見かけるたびに注意するのも大変でした。

また、ここは女性スタッフしかいなかったので、男性の浴場清掃も女性が行いました。

基本は忙しいので淡々と仕事をこなすだけですが、男性のお風呂場に入るのは抵抗を感じる方もいると思います。

使用済みタオルは水を吸って重い。スポーツのような感覚で仕事していました
Tania DimasによるPixabayからの画像

お仕事ケース②

施設 比較的富裕層の決まったお客様しか来ないホテル

制服 支給。靴は自分で目立たない色のものを用意

シフト 5時半から14時半

内容 

まずはオープン準備。

6時オープンに合わせて、電気をつけたり飲料水の準備、各所に足ふきマットを敷いて回り、温泉の塩素濃度と温度のチェック、サウナにミストを発生させるために水を撒き、露天風呂周辺は簡単に掃き掃除します。

オープンしたら浴室内の整理整頓と、使用済みタオルの回収、定期的な塩素濃度と温度のチェック、飲料水の補充が基本業務。

合間に使用済みブラシを洗浄・消毒したり、アメニティを補充したりします。

受付の方がいない時間は受付業務も行います。

受付は、お部屋番号とお名前を記入して頂いて、その方に関する特別なオーダーがある場合は確認し、タオルとロッカーキーを渡す流れです。

予約制の個室風呂の利用がある場合はお客様を個室まで案内し、室内の簡単な説明を行います。

良かった事

以前別のホテルで大浴場業務に携わっていたので、楽にお仕事を覚える事ができました。

ランクの高いホテルだったので、大浴場とはいえお客様からの見え方を気にするなどの姿勢が身につきました。

大変だった事

リピーターが多いホテルで、お客様ごとに違った対応が求められるシステムでした。

「今日は誕生日なので受付に来られたらお祝いのお声かけ」や

「○○様はいつも〇時頃来て、ここのロッカーを希望されるからこの時間はなるべく鍵をキープしておく事」など…。

しかし、専属で受付をしているベテランスタッフさんでないと、お客様の顔が分かりません。

タオルとロッカーキーを用意する間に部屋番号とお名前を確認し、たくさんの「特別オーダー」リストの中から該当するものが無いか確認するのが本当に大変でした。

また、露天風呂は眺めが良かったので、スマートフォンのカメラで写真撮影を始めてしまい、温泉に浸かっていた別のお客様からクレームがきた事もありました。

こちらにカメラを向けていなくても、服を着ていない場所でのカメラ付き端末の利用は控えて頂きたいですね…。

脱衣所でメッセージのやり取りをされる方は非常に多いですが、気にする方も多いのでご遠慮頂いています
Thomas UlrichによるPixabayからの画像

まとめ

大浴場スタッフのお仕事のまとめです。

シフト 1日8時間くらいで、基本は通し。朝は早朝からが多い

服装  制服が支給され、靴は脱ぎ履きしやすい自分のもの

内容

脱衣所、浴室内の整理整頓と、定期的な温泉の塩素とサウナのチェック

忘れ物管理、新しいタオルの補充と使用済みのタオルの回収など

    

その他

かなり体力仕事です。

簡単ですが作業量が多く時間との勝負なので、テキパキ仕事をこなせる方が向いていると思います。

場所によっては女性が男性の浴室の担当をする所があるので、抵抗がある方は確認が必要です。

時給は最低賃金の所が多いです。

ぜひ参考にしてみてください。

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