【この記事はプロモーションを含みます】
2025年3月17日現在確認できている情報ですが、内容は変更がある場合があります。
見どころがいっぱいで海外からの観光客も多い箱根。
東京からも日帰り圏内にある箱根は、先に現地の下見ができたり、万が一職場が合わなくて帰る事も難しくなく(!?)お試しで住み込みのお仕事を始めてみる場所としても最適だと思います。
交通の便も山の中にしては良い方で職場も豊富なので、希望に合った住み込み先が見つかりやすいのではないでしょうか。
そんな箱根の、おススメの観光地や散策場所を厳選して紹介していきます。
フリーパスを使ってお得にまわる!
箱根には、電車やケーブルカーなどいくつかの交通手段がありますが、箱根全体をカバーしているのはバスです。
バスも2社あって片方しか通っていないエリアもあるので、行きたいエリアによって使い分ける必要があります。
こちらでは2社のバス会社が運営する
「箱根バスフリー」と「箱根フリーパス」の2種類のフリーパス
を紹介します。
注意点
- どちらかのバスでしか行かれない場所もある
行きたい場所がどちらのバス会社の管轄なのか、購入前に路線図などで確認する事をおススメします。
路線図は、この後のバス会社ごとのまとめの項目に載せています。 - 同じバス停を2社で使っている場合、他社のバスには乗れない
フリーパスで全行程周る場合、同じ名前のバス停(宮ノ下や小涌園など)でもバス会社が違うと乗る事ができません。
予定を組む時にバス停の名前だけで検索すると、フリーパスが使えない他社の時刻表と合わせて一番早いルートなどで検索される場合があるので、バス会社名まで選択して検索すると1社で予定を組み立てる事ができます。 - 本数がとても少ない・遅れてくる場合がある
1日に数本しかない区間も。
箱根は混みやすくバスもよく遅れて来るので、乗り換えなどのスケジュールは余裕をもって立てた方が無難です!
遅れている場合には予定時間に他社のバスが来る事もあるので、間違って乗らないように注意します。
伊豆箱根鉄道グループ「箱根バスフリー」

【バスの色】
基本は白地に青・赤・緑の3本線
ライオンのイラスト
【特徴】
- 1日券からあるので、連休でなくても箱根周遊がお得にできる
- 乗り物は基本バスが乗り降り自由
- 箱根以外では熱海も行かれる
【注意点】
- 箱根登山バス
には乗れない
- ガラスの森美術館・強羅・仙石原方面はカバーしていない
【有効期限】 1日と2日間の2種類
【料金】 1日乗車券2,500円、2日乗車券3,000円
【利用区間】 小田原から箱根エリア+熱海の伊豆箱根バスが乗り降り自由
【路線図】
公式サイト

小田急箱根グループ「箱根フリーパス」

【バスの色】
基本はオレンジとたまご色
区間によって白い高速バスも利用可能
【特徴】
- 交通機関では、ほぼ箱根を全体的にカバーしている
- 箱根以外では三島や御殿場のアウトレットにも行かれる
- 小田原から箱根エリアの現地用と都内など各所から小田原までの小田急線がセットになったものがある
セット券は、小田急線内の駅を出発駅として1往復できる
東京方面なら西武線、横浜方面なら相鉄線からもお得にアクセス可能なので、都会のリゾートバイト中で、箱根の下見をしたい時にも使えそうです。
【注意点】
- 伊豆箱根バス
には乗れない
- 1日有効の券はなく、2日間から
- 芦ノ湖では「遊覧船」には乗れないが「海賊船」には乗れる
【有効期限】 2日間と3日間の2種類
【料金】
現地用か小田原までの駅からのセット券かによって料金が変わる
セット券は出発駅を購入時に選ぶと、それに応じて料金が変わります
●現地用 2日間 5,000円、3日間 5,400円
●新宿発 2日間 6,100円、3日間 6,500円 など
【利用区間】
●小田原までのセット券は、小田原駅までの小田急線など1往復(新宿など~小田原間にある指定の駅。特急は別料金)
●施設の割引など優待あり
●小田原から箱根エリアの8種類の乗り物が乗り降り自由
- 箱根登山線
- 箱根登山バス(指定区間)
- 箱根登山ケーブルカー
- 箱根ロープウェイ
- 箱根海賊船
- 小田急ハイウェイバス(指定区間)
- 東海バス(指定区間)
- 観光施設めぐりバス(箱根登山バス)
【路線図】

公式サイト

割引チケットも活用してもっとお得に
フリーパスの提示で割引で利用できる場所があるので、行きたい所の割引について前もって調べておくとお得に利用できる場合があります。
全国の割引券を取り扱うアソビューでも、箱根エリアがお得に楽しめるチケットもたくさんあるので
お出かけ前にぜひチェックしてみて下さい!
箱根全体マップ
箱根は見どころが多いので、私おススメのスポットを厳選したオリジナルのマップを作りました。
実際とは縮尺が違うので、全体的なイメージとして使って下さい。


王道の観光地
バスで行かれる王道の観光地をピックアップしてみました。
フリーパス特典・アソビューの割引チケットも事前に要チェックです!
大涌谷

大涌谷は大量の火山性ガスと温泉が発生していて、それを利用して作った真っ黒な温泉卵が有名です。
山肌からもくもく上がる白い煙は圧巻。
大涌谷近くになると、バスに乗っていてもガスの硫黄臭が漂ってくるくらい強い匂いが充満しています。
ガスは人体に良くないものなので、日々変わるガスの濃度によって立ち入りが禁止されることもあります。
【行き方】
伊豆箱根バス、箱根ロープウェイの「大涌谷」で下車すぐ。
【公式サイト】
小涌園
小涌園は、水着で入れる温泉のテーマパーク「ユネッサン」が有名。
ワイン風呂など様々なテーマのお風呂があり、水着ではなく普通のお風呂「森の湯」も楽しめます。
雨でも1日たっぷり遊べるテーマパークです。
道路を挟んだ少し先には無料で見られる自然公園「蓬菜園」もあります。
【行き方】
箱根登山バス、伊豆箱根バスの「小涌園」で下車すぐ
【公式サイト】
★アソビューで割引券が出ている場合があります!

【蓬菜園 参考ページ】

箱根神社

遠くからはるばるやってくる人も多い有名な神社。
開運、交通安全などご利益は多岐に渡り、パワースポットとしても人気。
芦ノ湖の中に立つ鳥居も「インスタ映え」する撮影スポットとして、いつも列ができています。
【行き方】
伊豆箱根バス「元箱根」、箱根登山バスの「元箱根」で下車。
徒歩10分。
【公式サイト】
芦ノ湖を縦断する箱根海賊船も、こちらの箱根神社のすぐ近くの「元箱根港」から乗船できます。
湖の向こうの「桃源台港」へ渡るルートと、こちら側は「箱根町港」へ通じています。
海賊船のデザインの観光船で向こう岸の桃源台へ渡ると、日帰り入浴できるホテル、黒たまごの大涌谷へ通じるロープウェー乗り場などがあります。
九頭龍神社
芦ノ湖の「湖尻」とザ・プリンス箱根芦ノ湖の「箱根園」を結ぶ遊歩道の中間にあり、どちらからも徒歩30分ほど。
湖尻から神社までの道のりはこんな感じです。
林の中をどこまでも進むような感覚に…。

アクセスのしづらさとは裏腹に人気の神社。
ご利益は開運など多岐にわたりますが、私の周りでは特に恋愛成就で有名でした。
お守りが効果抜群なのだとか。
何か所か箱根の職場にいきましたが、どこの職場でも「恋愛成就のため九頭龍神社にいきたい」という女の子が必ずいました。
【行き方】
●徒歩
「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」と湖尻「箱根芦ノ湖遊覧船湖尻ターミナル」を結ぶ遊歩道が徒歩ルートで、どちらからも片道約30分。
箱根園からは台数は限られますが電動アシスト自転車の貸し出しもあるようです。
●ボート
海賊船「箱根町港」の横から出る芦ノ湖倶楽部、「箱根園」からは箱根園のモーターボートが利用可能です。
【公式サイト】
箱根園、ザ・プリンス箱根芦ノ湖
ザ・プリンス箱根芦ノ湖の中には、日本で一番高い所にある水族館「箱根園水族館」や、芦ノ湖を一望できる日帰り温泉で人気の「龍宮殿」もあります。
九頭龍神社や芦ノ湖を周遊できる2種類のボート乗り場もこちらから。
敷地内には軽食が食べられるお店やお土産屋さん、更には山の上へ通じるロープウェーや湖を走る「NIN JA BUS」なども。
小規模ながらエンターテインメントがつまったエリアとなっています。
【行き方】
伊豆箱根バスの「箱根園」で下車すぐ。
【公式サイト】
★アソビューで割引券が出ている場合があります!
箱根園
https://www.princehotels.co.jp/amuse/hakone-en/
絶景日帰り温泉「龍宮殿本館」
https://www.princehotels.co.jp/ryuguden/honkan/
箱根関所跡

時は江戸時代の箱根。
江戸に怪しい人が出入りしないように監視する目的で建てられたのが関所です。
今でも当時の様子を再現した街並みや資料館が見られます。
高台から芦ノ湖が一望できる展望スポットもあります。

【行き方】
箱根登山バス、伊豆箱根バスの「箱根関所跡」で下車すぐ。
【公式サイト】
富士屋ホテル

明治時代からの歴史のある高級ホテル。
過去には海外からのお客様専用のホテルだった時代もあり、ヘレン・ケラーやジョン・レノンなどの有名人もお泊りになったそうです。
最近まで建物の改修工事をしていましたが、2020年にリニューアルオープンしています。
外観だけでも見事ですが、実は敷地内も宿泊者以外でも見る事ができます。
●庭園
庭園、日本庭園とあり、池では1年を通して鯉の餌やりも楽しめます。
餌は、フロント横のラウンジで100円で購入可能。
外灯がないので明るい時間帯に散策してほしいとの記載がありました。
●館内のミュージアム
花御殿のB1Fにあるミュージアムが無料開放されており、宿泊者専用エリア以外は自由に見られます。
リニューアルオープン前まで行っていた「館内案内ツアー」は開催しておらず、再開予定も今の所ないそうです。
【行き方】
箱根登山バス、伊豆箱根バスの「ホテル前」バス停で下車すぐ
箱根登山鉄道「宮ノ下」駅徒歩7分
【公式サイト】

美術館
ガラスの森美術館
★伊豆箱根バスのフリーパスは使えません
ガラスでできたオブジェや装飾が中心の美術館。
屋内・屋外問わず所々に作品が展示され、箱根の山を感じながらきらびやかな芸術品を鑑賞できます。
期間ごとに特別展示があったり、決まった時間には演奏会などのイベントもあったりと、いつ行っても違う見どころがあります。
館内も、内装が古代ヨーロッパ風な作りであったり、お手洗いに至るまで魅せ方にこだわりが感じられ、規模はそこまで大きくありませんが満足感がとても大きいスポットだと思います。
例年11月中頃の紅葉シーズンには、ガラスのすすきと本物のすすき、更に紅葉の組み合わせが見られます。


【行き方】
箱根登山バス「箱根ガラスの森」で下車すぐ
【公式サイト】
彫刻の森美術館
彫刻を中心とした美術館。
こちらも前述のガラスの森美術館と同様、屋外にも作品が展示されており、むしろ屋外がメインのような規模で展示があります。
彫刻の森美術館は敷地が広く、美術品もどこかゆったりした印象を受けます。
その広い敷地を渡る橋が設けてある場所があるのですが、その下を遊歩道が通っていたりと、遊び心のある演出を感じる箇所もあります。
箱根の山の中とゆったりアートな世界に浸れるスポットです。
【行き方】
箱根登山鉄道「彫刻の森美術館」下車、徒歩2分
箱根登山バス、伊豆箱根バス「二の平入り口」下車、徒歩6分
【公式サイト】
★アソビューで割引券が出ている場合があります!
日帰り温泉
数多くの日帰り温泉施設がある箱根。
中でも特におススメの2ヶ所のご紹介です。
箱根湯本日帰り温泉 和泉
公式サイトに「泉質にこだわりぬいています」とあり、極力手を加えない新鮮な温泉が楽しめます。
よくあたたまる柔らかいお湯で、脱衣所の成分表の所に「シャワーも温泉」と記載がありました。
箱根で一番古い源泉(第9号源泉)を使用した内湯や、7つの源泉全てを合わせたお湯が楽しめる露天風呂などが楽しめます。
以前は旅館として営業されていたそうで、至る所になごりを感じられます。
休憩スペースはイスがありますが、お部屋も申し出により貸りることができ、飲食の持ち込みも可能。
入るだけでなく見どころもある温泉で、入り口入って右側に「横穴式の源泉跡」があり、明治時代に手彫りで沸きみ出す温泉を集めていた跡を見る事ができます。

穴の先は湯坂山直下の温泉脈に通じているそう。
源泉跡は駐車場にもありました。
紅葉シーズンの平日16時頃にうかがいましたが、入浴中も2~3人ほどしか会わず、穴場かもしれません。

【温泉】
内風呂、露天風呂があり、泉質はアルカリ性単純温泉。
【アメニティ】
タオルは有料レンタル(明確な料金記載は公式サイトに無し)か、持ち込み可能。
浴室はシャンプー、ボディソープが備え付けであります。
【行き方】
「箱根湯本」駅近く「温泉場入り口」のバス停から徒歩約5分。
塔ノ沢方面へ坂をのぼっていき、早川にかかる「旭橋」を渡ったすぐの所。
国道1号線沿いと 目につきやすい場所です。
【公式サイト】

天山湯治郷
箱根湯本のエリア、駅からは少し離れた場所にある日帰り温泉です。
場所のおかげか、比較的ゆったり静かに温泉を満喫できる印象があります。
敷地内にはマッサージや川沿いにひっそりたたずむ読書室、食事処もあるので1日過ごせます。
私のおススメの過ごし方は、ひと通り温泉を満喫したら読書室で川のせせらぎを聞きながらしばし読書、最後にまた温泉で暖まって帰る過ごし方です。
【温泉】
内風呂・露天風呂・サウナがあり、泉質はアルカリ性単純温泉。
【アメニティ】
タオルは持ち込みか有料です。
環境に配慮したオリジナルのせっけんとシャンプー・リンスも完備されており、備え付けにありがちな洗いあがりがゴワゴワするような事はなく、個人的には十分なめらかだと感じます。
鍵のかかる脱衣ロッカー・ドライヤーや寝転べる休憩場所も完備。
【行き方】
夕方までは箱根湯本の駅から温泉街を巡回する100円くらいのバスがあり、それを利用すると目の前のバス停まで来れるのでアクセスも良いです。
巡回バス詳細ページ
天山は「Bコース:早雲通り線」で行かれます。
巡回バスの最終便の後は、路線バスも通っています。
徒歩でも30分歩けば行かれるので、温泉の前に川沿いをウォーキングがてら行くのもアリ。
【公式サイト】
公園
強羅公園
★伊豆箱根バスのフリーパスは使えません
急な坂道の中腹に位置する公園で、勾配を利用した独特なつくりで、噴水やローズガーデン、熱帯植物の温室なども見られる植物園です。
お茶や吹きガラスなど、体験イベントも楽しめます。
少し上の「箱根美術館」も紅葉の名所となっており、時期が合えばあわせて訪れたいおすすめエリア。



【行き方】
箱根登山ケーブルカーの「公園下駅」もしくは「公園上駅」からすぐ。
箱根登山バスの観光施設巡りバス「強羅公園」下車すぐ。
箱根登山鉄道「強羅」駅から徒歩5分程度。
【公式サイト】
箱根公園
芦ノ湖湖畔、元箱根から関所跡へ向かう途中にある公園。
国の登録記念物で、以前は皇族の避暑と海外からの賓客のための建物「箱根離宮」だった場所です。
なかなか規模の大きな公園で、「二百階段」などの勾配もあり、歩きごたえがあります。

公園は全体的に遊覧船が芦ノ湖をゆったり行き来する様子がよく見えます。
2階建ての展望室は上の階が展望スペース、下にはちょっとお茶ができる喫茶スペースもあります。

【行き方】
箱根登山バス、伊豆箱根バス「恩賜公園前」で下車すぐ。
【公式サイト】
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